課題はあれど、トルコ相手に4-2。
強豪のドイツ相手に4-1。
日本代表強いじゃん!!
全部をじっくり見たわけじゃないので、はっきりとは言えませんが、
森保監督のもとで日本代表はずいぶん固まってきたかなと思います。
ではなぜ強いのか考察してみます。
●長期政権
そうです。長期政権がなせる業です。
4年前に始まり、ワールドカップを経て、チームの戦術や監督の嗜好するサッカーも5年目です。
なので5年目の選手にとっては馴染みの戦術。
ワールドカップ後に監督が代わって構築しなおしの国ではないです。
なので、日本代表の戦い方が安定しています。
新顔が入っても順応させることは容易いでしょう。
一方で2021年のユーロ後に就任したドイツ監督。
ワールドカップ敗退後、チームの構築しなおしがあったと思います(多分)。
チームの熟練度が違う事も大きなアドバンテージになったと思います。
●初戦だった
ドイツ戦が決まり、遠征の初戦でした。
以前はワールドカップの初戦でした。
どちらも初戦で、体調も良い事でしょう。
そして準備する時間があった。
これが意味するのは、次のワールドカップも順調にいけばグループ突破はしやすいと思われることです。
なぜなら1年前には対戦相手がわかっているので対策できるのです。
そして先のワールドカップでしっかりと対策した結果2勝を挙げました。
熟練度の高い日本代表で対策を取れば強豪にも勝ち得ます。
森保監督は戦術で守ることには間違いなくできることでしょう。
●世代が良い
20年ほど前、日本代表は黄金世代を迎えていました。
中田、中村、小野、高原、稲本、小笠原・・・・・・
彼らの面々も素晴らしいものでした。
しかし、今の日本代表は彼らのようなスター性はあまり感じません。
しかし各ポジションで世界でしっかり戦えているメンバーが所属しています。
板倉、伊藤、富安はトップリーグで主力級に出場しています。
遠藤、堂安、久保、三苫、古橋、前田と活躍をよく目にします。
攻守にわたってバランスよく活躍している選手が多く、また若手も多くいることが今後に期待が持てます。
そして、日本サッカーの今後について思う事です。
●ワールドカップグループステージ突破
これを谷間の世代と言われても継続出来るようになりましょう。
それはつまり日本国内もレベルアップし、海外勢も活躍することになります。
●多くの選手が海外に行こう
欧州CLに出場する全チームに日本人が20名
5大リーグに100名の日本人が出場している位になってほしいです。
それくらい世界で戦える日本人が増えればスウェーデン、スイスクラスの大物食い。
ベルギークラスの実力者へ上っていけることでしょう。
●FIFAランク25位以上に常に入ろう
10-25位を常にうろうろしている国のレベルになりましょう。
世代により上下はあれど、この順位をキープすることで、ワールドカップでも大物食いをする賑やかしダークホースに位置付けられます。
スウェーデンなんかは強豪ではないですが、各上にも十分に渡り歩く試合をします。
そんなポジションになってほしいです。
●Jリーグはアジアにとって欧州への踏み台になろう
東アジア、東南アジアやオーストラリアの選手が日本を目指すようなリーグになってほしいです。
各チームが育成に力を入れ、多くの選手を欧州へ売り込む。
日本に行けば羽ばたくチャンスが得られる。
そんなリーグになることで、世界のプレーに触れるチャンスが増えるはずです。
欧州でいうならば、オランダ、ベルギーあたりですかね。
●Jリーグはアジアの一番になろう
まずはACLに出られる4チーム枠の死守です。
そして出場する4チームのうち、3チームは決勝トーナメントに出場し、
2チームがベスト8
1チームはベスト4や数年に一度の制覇
がコンスタントになるようになってほしいです。
できる事なら出場チームがどのチームでもなってほしいものです。
これは今のところ結構実現できている(?)
そんな事を考えたドイツ遠征の2試合でした。