まさか泣くとは思いませんでした。
いや、泣く要素あるか?この映画に。。。。
今でも自分自身が謎過ぎます。
上の子供と一緒に、下の子を抱きながら見ていました。
最初に泣いたのはお母さんの容体が悪化した連絡が来た時。
おばあちゃんとさつきが話していて、さつきが
「お母さん死んじゃったらどうしよう」と泣くシーン。
ああそうだね。さつきは大人びていても10歳程度しかないし、
その年なのに子供でいることもできず、
姉でありながらほとんど母としても振舞っていた。
その責任感は「お母さんが戻ってきてくれる」という思いがあって、
一時帰宅がまたしても延期になった→もしかしたらずっと・・・・・・
という不安感に押しつぶされた瞬間なんだな。
●●が死んじゃったら・・・という不安感は見ながら
「妻が、子供が死んじゃったら・・・」と読み替えて見ていたらどうしようもなく涙が流れました。
そしてメイがいなくなる。
もしこの年くらいの上の子か下の子がいなくなったら
溜池に落っこちてしまったら
その絶望感と不安感とでずっと泣いていました。
妻も子もいつかはいなくなってしまう。
それはできることなら遥か先まで待っていて欲しいし、
自分勝手に言うなら私より先にいなくならないで欲しい。
私には愛する妻と子供が必要です。
そんなことを考えてみていたとなりのトトロでした。
良かった。
あのエンディングテーマのおかげで涙はピタリと止まりました。