バービーの問題の奴

何やら映画バービーがちょっとした問題になっていました。

私は日本にいるわけではないので、日本の時間ともずれているので日本の温度感はよくわかりません。
なので簡単に経緯と所感を書きます。

 

経緯
2023年7月21日、2つの映画が同じ日に上映開始となった。
映画バービー
映画オッペンハイマー
その公開日が同じになり、ファン(?)が茶化しで”Oppenheimer”と”Barbie”をくっつけて”Barbenheimer”と画像を作り投稿した。
これに対しBarbieの公式がIt's going to be a summer to remember(忘れられない夏になる)と返信し、日本人感情を逆撫でした。


所感
ブラックジョークとしては面白い
というか、私は笑った。これが公式だとしても、「ぶっこんだ広告打つなあ(笑)」でしかないのです。
とは言え、日本人感情として愉快なだけではないですね。
端的に言うと「はぁ?(喧嘩売ってんのか)何だてめぇ??」(独歩キレた)なんですよね。

 

多分制作者はブラックジョークが好きなんじゃないですかね?
じゃなかったらナイーブなネタであることを理解していないと思います。
これは日本にも起こることで、10年に数回はナチスを模した何かを売ったり着たりして問題になります。
日本側からするとナチスドイツのアンタッチャブルっぷりがよくわからないのだと思います。
ナチスドイツは人道的にヤバいことをした。
罪のない人を虐殺した。これは多くの日本人が知っています。
しかし、実感としてわからないんですよね。何を言われても国内で起こっていないですし、祖父母が経験したわけでもない。
現地に行ったわけでもない。
あくまでも事実と数字しか知らない。
だからヨーロッパのナチスへのアレルギー反応ぶりがよくわからない。
この問題と同じなんですよねきっと。

 

 

では、同じようにして諸外国をブチギレさせるとしたら・・・・・・
ヨーロッパは簡単です。
ナチスに模してしまえばいい。
鍵十字のハーケンクロイツ(Hakenkreuz)とBarbieをくっつけてしまえばいい。
鍵十字の軍服を着て右手をまっすぐ掲げた写真にBarbenkreuzとでも書けばいい。
確実にキレる。日本の比ではないだろう。

 

もしくは、ソビエトに掛ければいい。
私は詳しくないので、かかるものがスターリングラード(Stalingrad)しか思いつかないのでBarbingradとしておきましょうか。
東欧を中心にキレそうですね。

 

アメリカはどうでしょう。
ショッキングな実害。。。
私はウサーマ・ビン・ラディン(Usāma bin Lādin)が思い浮かびました。
そういう格好させてBarbin Lādinですかね。
アメリカ人の知人を知らないので、こういったとしたらどのような感情になるのかわかりません。
いい気はしないと思いますけどね。。。


でもどれを取っても、日本人からすると原爆の話題に比べて不快感を持つでしょうか。
私は持ちません。なぜなら関係者ではないからです。
数字や地名やビル名しか知りません。
そこにいた人の国籍、宗教、生活、顔、名前など、知らないからです。
だからこうして平気でブログのネタに書いているのです。
あまり触れるべきではないと思いながらも書いています。
私は知らないから。

 

妻はソビエトの生まれではないです。
でもソビエトへの不快感はとてつもないものがあります。
多分悪口を始めたら翌日の夕方になるでしょう。
それくらいにネガティブなものしかもっていないです。
関係しているかどうかで本当に見方が違うのだと感じます。


話を戻して、映画バービーの公式はやらかしたと思います。
そういう軽率な事はするべきではないですが、そもそもそういうのはナイーブなのでは?と見返してほしいです。
それはきっと私たちもそうなのです。

 

 

みのりんネタ】
私はジョークのつもりで
It's going to be a summer to remember
みのりんの河口湖の告知ツイートに返信しました。
良いねをもらいました。
でも気が付いたんです。
そもそものポスターの右上に書いてある言葉を。。。

忘れられない
夏になる
そう思った