【エストニア滞在記23年夏】Tallinna Botanical Gardenに行こう

Tallinn Botanic Gardenに行ってきました。
タリン植物園です。

<<ゲート>>

<<園内図>>





日本の植物園のように、世界中の植物を集めています。
ただ、日本の植物園と違い、植物の密度が低いのかなと思いました。
”植物園”というよりも”公園”に近いような気がします。
緩やかな上り下りといくつもの広場があったりします。
例えるなら、昭和記念公園や代々木公園と言った感じでしょうか。
植物も見られますし、ピクニックもできる。そんな感じの植物園です。

住所:Kloostrimetsa tee 52, 11913 Tallinn

www.google.com

 

ゲートをくぐり、最初のエリアはエストニアの原生林を意識したのでしょうか、雑木林のような作りで白樺や赤松など多くの樹木が生えていました。
そして森を抜けるとガーデニングエリア。

<<ガーデニングエリア>>



地形の高低差を利用して花壇を作ったり、中心に池を据えて回遊式庭園のようにメインのエリアを楽しませます。
個人的にはきつ過ぎない地形を利用した段々式の花壇がとても気に入りました。
各段にコンセプトを持たせたり雰囲気を変えたり、日本の公園でも見てみたいと思いました。

 

その他のエリアでは、イングリッシュガーデンのような寄せ植えもあれば、バラ園のように様々な品種を並べたり、植物園としての楽しみ方もできます。
個人的には、場所が変わると植えている高木の種類が変わっているというのが面白いと思いました。
あっちではハンノキ、こっちではマツ、向こうではナナカマド。。。とエリアや、道中、曲がり角で楽しませてくれるのも素敵だと思います。

 

<<テレビ塔>>

そしてこのタリン植物園はタリンの観光地の一つであるテレビ塔の真横に位置しています。
テレビ塔ソビエトの時代、モスクワオリンピックが開催されるにあたり、建設されたテレビ塔なのだそうです。
ちなみに、モスクワオリンピックでは、ボート競技の一部をエストニアのタリン郊外の地域Piritaで行われたそうです。
その映像の為のテレビ塔建設されました。

 


この植物園。もちろん温室もあり、亜熱帯~熱帯の植物もいくらか展示されています。
日本の竹なんかもここで植えられていました。
竹が温室・・・という日本人のギャップがものすごいですw

 

というのも、ここは北欧。
日中暑くても30℃までしか上がりません。
しかも湿度は低いため、日向にいるか、激しい運動をしない限り汗まみれになることはないでしょう。
それに郊外では涼しい風が吹く時間が多く、非常に過ごしやすいです。
日本とは違うのだよ。日本とは。
だもんで外に植えておくと寒さでやられてしまう植物があるんですよ。
なので外の植物は高地や寒冷地などの植物になっていました。
国も地域も気候も違うので、植物園も全く姿が違っていて非常に興味深かったです。
惜しむらくはエストニア語が読めないこと。。。

 


【追記】
そういえば、この植物園でリスを見ました。
遠路の傍にあらわれ、人がいるのに気が付くと近くの木にしがみついていました。

 

 

【追記2】

家庭菜園エリアがあり、いろいろな家庭菜園で見る野菜が植えられていました。

ハーブ類、トマト類、カボチャ類、イモ類、葉物野菜etc

まさか小松菜と空心菜を見るとは思いませんでしたw

シソ

小松菜

空心菜