こんにちは。
茅原実里さんが歌手活動をスッポトとは言え再開することを発表しましたね。
ファンのみなさま、関係者のみなさまへ
— 茅原実里 (@minori_contact) 2023年5月19日
このたび、茅原実里は歌手活動を再開させていただくことになりました。ご一読いただけますと幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
茅原実里 歌手活動再開のご報告https://t.co/L7zljvFGEu pic.twitter.com/OfnRmhisPT
とても嬉しく思います。
しかし、正直なところ、あの頃の熱量を持って応援できるのか。
と問われると何とも言えません。
(きっとライブに行けば、CMBと歌う姿を見れば変わると思いますが)
今の自分の熱量は平常時は以前ほどではないと断言できます。
ではその熱は消えたのか?
と問われると「そんなことはない。確実に燻ぶっている」と答えるでしょう。
多分、IA以降の感じに近いんですよね。
「この人、音楽で稼ぐ気はあるのかな?現在ではライブやって物販でどうにか黒にするって言われているのに・・・」
と思っていたころに似ています。
平常時はそこまでではないにしても、ライブが近づいていくと少しずつ熱量が上がる。
そんな感じだと思います。
歌手活動の再開をポジティブに受け取るよりも
「境界の彼方やヴァイオレットエヴァーガーデンをはじめとしたイベントで制作側が呼び難い、本人も仕事を受けにくいって事情があるんだろうな」と思いました。
「でも、ここからまた夏のあの場所に向かって言ったら面白いよな」とも思います。
なんでしょうね、モヤモヤはあるんですよ。あの頃から。
広げた風呂敷をしっかりと畳む期間を設けたこと。
ラストディスク、ラストライブを行いファンとの時間を大切にしたこと。
これは誰もが行えるわけではないです。
それを思うと、あの期間があったことは本当に幸福だったと言えるでしょう。
でも私には咀嚼して、飲み込んで、消化しきることができないまま、不思議な状態でここに居続けています。
なんでしょうね。
たしかに今回は条件付き復帰なので、期待マックスで臨まなくて良い分、こっちも身構えられるので良かったかもしれません。
我々は十余年にわたってふるい落とされ続けたわけなのですから、
今回も「復帰したけど数年後にやっぱ辞めます」と言われても仕方ないかもしれません。
条件付き復帰なので、「そもそもスポットでの活動再開だし」と半分諦めで臨めるのは良いのかもしれません。
いずれにせよ、ちゃんと風呂敷を畳んだとはいえ、外された梯子が綺麗に戻っていく訳でもなくて、
期待と不安が半々で存在しています。
ポジティブな思いを掬い取って考えてみました。
まずはおかえり。と言いたいです。
どんな形であれ、きっとまたライブ会場で会えるとこでしょう。
それは本当に嬉しくて、またみのりんと、CMBと、ファンのみんなと会えることが楽しみです。
またここであいましょう。
ファンのお前ら、こういう時「普段は全く人気のない街の夏祭りに全力で集まってくる氏子衆」くらい同じ話題になるよね。最高だぜ。
けすのいえさんが本当に素敵なイラストをあげていました。
茅原実里さんが歌手としてマイクを持つのは、マスターソードを手にするのと同じくらいの胸熱展開です。 pic.twitter.com/EvYlREb84K
— けすのいえ (@kesunoie) 2023年5月19日
これと似た感想を思っていました。そして一つの景色を思い出しました。
”約束の白いジャケット”のようだ。と。
デビュー20周年活動の最後に、GLAYはツアーを行っていました。
そこで10年ぶりのドーム公演が発表されたのです。
ファンにとっては約束の10年が遂に叶うのです。
2005年にTERUが「10年後、このステージにこのジャケット絶対に取りに来るから」と言い、以降10年間頑なにドームでの公演を行いませんでした。
そしてドーム公演、ステージに掲げられた白いジャケット。
TERUはステージに上がると白いジャケットに袖を通す。
ファンは皆「ついに・・・この時を待っていた」と思った事でしょう。
そして、そのジャケットに袖を通す。
この景色がけすのいえさんの絵から思い出しました。
そしてこの絵で涙しました。
いや、このブログもけすのいえさんの絵を見たからこそ、書こうと思いました。
ブログで何かを書きたいと思ってはいましたが、書く熱量が無くてボツにしようと思っていました。
そして我々は今年、夏の河口湖で、約束のあの場所(町)で再開するのでしょう。
マイクを再び握る彼女を見るために。
Stay free my misery.