祈るということを無宗教の自分なりに考えてみる

こんにちは。

何やら夏頃から宗教団体が話題です。

私の周りにも様々な宗教の方がいます。

 

彼らはそれぞれに、それぞれの形で対象に祈りをささげています。

 

そもそも宗教とは、祈るとは何なのでしょう。

それをふと考えたので書いていこうと思います。

 

宗教とは・・・

宗教(しゅうきょう、(英: religion)は、一般に、人間の力や自然の力を超えた存在への信仰を主体とする思想体系、観念体系であり[1]、また、その体系にもとづく教義、行事、儀礼、施設、組織などをそなえた社会集団のことである。

Wikipediaより引用

 

 

私がここで書きたい宗教の概念

・宗教は多種多様

地球は広く、人間は様々なところで多様に生きています。

同じ日本でも北海道と沖縄では文化が違います。

人種や国のルーツ、文化が違えば当然考え方が違います。

なので、同じ宗教でもその国や地域によって解釈が違います。

当然ですね。

 

・何が良い/悪いではないが、自身に合う/合わないはある

それぞれの地域に、それぞれの信仰の主流があることでしょう。

欧州はクリスチャン、中東はムスリム、アジアは仏教etc

過激派組織のせいでムスリムは怖い印象がありますが、とても人の好いムスリムがいることも事実です。

なので、この宗教が良い/悪いというのは存在しないと思います。

ただし、信仰していて違和感を覚えたりすることはあると思います。

食べ物の好き嫌いがあるように、宗教に合う合わないはあって然るべきかと。

 

・日本の宗教観は自由である

では日本(私の周辺)ではどうでしょうか。

一年間のイベントを思い出してみます。

正月(神社や寺へ初詣)

成人式

バレンタイン

ホワイトデー

卒業/入学式

イースター(デパートやテーマパーク)

GW

お盆

ハロウィン

クリスマス

 

神道、仏教、クリスチャンのイベントがあります。

そして敬虔な人でない限り、このイベントを楽しんでいるのが日本人でしょう。

ではその人たちの宗教は・・・?

神様仏様と言いますよね。。。

 

おそらく、日本にとって外国から入ってくるものはある程度許容される文化なのでしょう。

神社に祈り、自然の中には様々な神様がいる。

そして墓参りに行き、先祖に手を合わせる。

楽しげなイベントに盛り上がる。

これが日本の宗教観なのでしょう。

 

 

・祈るという行為

祈りとは・・・

祈り(いのり)とは、宗教によって意味が異なるが 世界の安寧や、他者への想いを願い込めること。

利他の精神。 自分の中の神と繋がること。

神など神格化されたものに対して、何かの実現を願うこと。 神の定理は各宗教による。祈祷(祈禱、きとう)、祈願(きがん)ともいう。儀式を通して行う場合は礼拝(れいはい)ともいう。

Wikipediaより引用

 

私の中で信仰は「自分を律するため、自分の生き方の指針にする対象を見つける。またはそれに沿う行為」だと思います。

自分の生き方は人の道に反していないですか?

その人の道は信仰に沿ったものですか?

誰も見ていなかったとしても、自分自身が見ている。その自分自身に恥ずかしくないですか?

これを振り返る行為が信仰なのだと思います。

 

そしてその振り返る時間の一つが祈りなのだと思います。

寺社仏閣で祈る行為も、道端のお地蔵さんに手を合わせる行為も、

決まった方向に向かい祈る行為も、十字を切る行為も、自分の中にある信仰対象に向き合うことなのだと思います。

 

 

・日本人(特に信仰する宗教がない人)は特に自由だと思う

正直、日本人が十字を切ろうとも、メッカに向かおうとも、自由なのだと思います。

信仰対象を通じて自身に向き合うのですから。

なので自由に祈ったらよいと思います。

ただし、それら宗教や信者に対してのリスペクトを持つことが大前提だと思います。

その空間に合ったやり方でよいのだと思います。

 

 

 

 

というのが、無宗教(特に信仰する対象がない)である私の考えです。

きっと敬虔な方からはありえないと思うかもしれません。

その思いは最もです。その信仰の尺度で判断するのですから。

しかし私にとっては「自身と向き合う行為」なので、その所作に区別は不要だと考えます。

知らんけど

 

是非、皆さんも自分に合った信仰や自分との向き合い方を見つけてみましょう。