【エストニア紀行】スーツケースを壊された話

最初の違和感は目的地のタリン空港でした。
スーツケースの一つが濡れている。
雨に少し当たっただけ、というよりは水たまりに落としたかのようにガッツリと濡れていました。

 

その後家に帰り。自分の荷を解いていく。

 

おかしい。
スーツケースにつけたベルトの止めた位置が違う。。。
私はこんな位置につけたりしないし、こんな位置につけた記憶はないのです。
そう思い、ジッパーがロックしてある位置を見ると、そこにジッパーはありませんでした。

 

 

鍵が、壊されていたのです。

 

 

そう、彼らはわざわざジッパーロックを破壊し、荷を開けたのです。
否、もしかしたら荷を運ぶ段階で落下し、鍵が破壊されたのかもしれません。
だとしたら妙なのです。
荷物の中には割れ物がありましたが、それは無事なのです。
スーツケースの鍵が壊れるほどの衝撃が外部からかかったら、普通中の割れ物もダメなのでは?

 

そして彼らに荷を暴かれた。と感じたのは一つの封筒が破かれていたのです。
それはジッパーのそばに入れたものではなく、荷の奥底に入っていたものなのです。
それだけが人に破かれたように、封筒”だけ”が破れるでしょうか?

 

破いた人とLOTは別かもしれません。
だとしても私たちはLOTへの信頼感はとても低いものに変わりました。
できることなら金輪際使用したくない。

 

そう思う出来事でした。