【エストニア紀行】旧市街散歩

エストニア最大の魅力の一つ。
そう旧市街です。

 

エストニアの旧市街は保存状態が良く、
様々な時代の建築様式を見ることができるとのことで
世界文化遺産に登録されています。
そしてメインの通りVIRU通りからの景色は物語に入っていくようだとも称されます。

 

そして日本ではガイドブックなどで北欧特集の一角で紹介されたりもします。

まさにその通りだと思います。
冬の降雪時の旧市街は本当に素敵な景色です。

このあたりの景色(Google map)は夏になっていますが、冬はこの景色に雪が足され本当に美しいです。

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ストリートビューで旅するだけでも楽しいです。
私は何度も歩いている記憶があるため、「このお店美味しかったよな」、「ここの内装キレイなんだよな」と
何度も思い出しながらmapを散歩したり、

実際に訪れて思い出したりしています。

そんな思いでも追加されるので一層楽しめます。


では、私がおすすめするエストニア旧市街を紹介しましょう。

 

 

1、旧市街を一望できる展望スペースからの眺め
やはりこれです。季節を問わず、国籍を問わず、多くの観光客がこの景色を楽しみます。
いくつかの展望スペースがあり、一番有名なのがKohtuotsa vaateplatsです。

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旧市街の全体を眺めることができ、旧市街に建つ塔のほぼ全てを見ることができます。
右の奥には海、その手前にはかつて欧州一高かった教会の塔。
正面にはこの高台に上る際に通った道を望み、同じ色の屋根が広がります。
そしてその向こうには現代的なビルを見ることもでき、時代の変わり目を視覚的に感じ取ることができます。

 

そんなエストニア旧市街の展望台ですが、私のお勧めはPatkuli vaateplatsです。
パットクリ展望台

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まず人が少ない。なのでゆっくりと景色を堪能することができます。
眼下にはかつての城郭の後が公園となっていて広々と感じます。
公園の向こうには住宅地、そして緑の大地が続き、土地の雄大さを感じることができます。
右を見ると欧州一高かった教会の塔、Oleviste kogudusを見ることもできます。
加えてかつての城壁と見張りの塔を見ることもできるため、自然も文化も感じることができます。

 

それだけでなく、この展望スペースから下の公園に降りていく階段もついているので旧市街の上から下まで一気に体感できます。

 

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2、歴史を歩く道
タリンの旧市街はもちろんどこの道も歴史を感じることはできるでしょう。
ところがここで紹介するのは本当に歴史がある道なのです。
一つはBörsi käik通りです。
Google mapで見てもこの道を画像で確認することはできません。
実際に歩くしかないのです。そして歩いたときに歴史を歩く道の意味がわかるはずです。


もう一つは職人の道とも呼ばれるKatariina käikです。
こちらはGoogle mapで見られます。
700年以上昔、教会が建てられその教会名に由来して道が名づけられています。
この道は今は様々な工芸品などが売っているため、職人の道などと称されます。
道を渡すように架けられた梁が何とも言えない異世界感を醸し出します。

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3、ラエコヤ広場
やっぱり最後はここですね。
旧市庁舎を横にして広がる大きな広場です。
今回の滞在時は何も催し物はありませんでしたが、
夏至やクリスマスなどでは市場が並びます。
特にクリスマスマーケットは旧市街が誇るイベントの一つです。
11月末から1月の上旬まで、工芸品や飲食の出店が並び幻想的な雰囲気になります。

 

また、中心地であることもあり、ここから色々な名所へ向かう出発地にもなるでしょう。

旧市庁舎の柱には歴史を残した首輪があるのもまた歴史を感じます。

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ここに書いただけではなく、タリンの旧市街には様々な見どころ、良い形式が存在しています。
太っちょマルガレータ、三姉妹の家、viru門、旧市街の教会の塔、自由の広場、etc
ガイドブックに載っている見どころから、歩いた人が見つけられる見どころまで、
旧市街はどこを歩いても見どころがいっぱいです。
ぜひご自身の足で旧市街を歩いてみてください。